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Web制作初心者のためのWebセーフフォント入門

 

Web制作初心者のためのWebセーフフォント入門

Web制作初心者のためのWebセーフフォント入門

Webサイト制作で最も重要な要素の一つがタイポグラフィです。しかし、どのフォントを選べばよいのか、初心者には分かりにくいものです。
特に「どのブラウザやOSでも正しく表示されるフォント」を選ぶことは大切です。
初心者向けに「Webセーフフォント」について解説します。

Webセーフフォントとは?

「Webセーフフォント」とは、主要なオペレーティングシステム(WindowsやmacOS、iOS、Androidなど)に標準でインストールされているフォントのことです。
これらのフォントを使えば、ユーザーがどのような環境でWebサイトを閲覧しても、ほぼ意図した通りに表示されることが期待できます。

重要:フォント指定には「フォントスタック」と呼ばれる複数のフォントを指定する方法を使います。
最初に希望のフォントを指定し、代替フォントを順番に並べて、最後にジェネリックフォントファミリー(sans-serif、serifなど)で締めくくります。

主なジェネリックフォントファミリー

CSSでは、以下の5つの基本的なジェネリックフォントファミリーが定義されています:

sans-serif(サンセリフ)

サンセリフは装飾のない(飾りや「セリフ」と呼ばれる線のない)フォントです。モダンで読みやすいデザインに適しています。

serif(セリフ)

セリフは文字の端に装飾(セリフ)がついたフォントです。伝統的で格式高い印象を与えます。

monospace(等幅)

等幅フォントは全ての文字が同じ幅を持ちます。コードの表示などに適しています。

cursive(筆記体)

筆記体に似た、手書き風のフォントです。装飾的な要素に使用されます。

fantasy(装飾)

装飾的で個性的なフォントです。特殊な目的以外では使用を控えるべきです。

主要なWebセーフフォント

英語フォント(欧文)

フォント名 タイプ Windows macOS フォントスタック例
Arial sans-serif Arial, Helvetica, sans-serif
Helvetica sans-serif Helvetica, Arial, sans-serif
Verdana sans-serif Verdana, Geneva, sans-serif
Times New Roman serif "Times New Roman", Times, serif
Georgia serif Georgia, serif
Courier New monospace "Courier New", Courier, monospace

日本語フォント

フォント名 タイプ Windows macOS フォントスタック例
Meiryo(メイリオ) sans-serif Meiryo, "メイリオ", sans-serif
Hiragino Kaku Gothic ProN sans-serif "Hiragino Kaku Gothic ProN", "ヒラギノ角ゴ ProN W3", sans-serif
Yu Gothic sans-serif "Yu Gothic", "游ゴシック", YuGothic, sans-serif
MS Gothic sans-serif "MS Gothic", "MS ゴシック", sans-serif

実用的な日英両対応のフォントスタック

日本語と英語の両方をサポートするWebサイトでは、以下のようなフォントスタックが実用的です:

モダンな日英フォントスタック(sans-serif)
font-family: 'Helvetica Neue', Arial, 'Hiragino Kaku Gothic ProN', 'Hiragino Sans', Meiryo, sans-serif;

注意点: フォント名に空白が含まれる場合は、必ずダブルクォーテーション(")で囲みましょう。例:"Times New Roman"

Webフォントサービスの活用

Webセーフフォントだけでは選択肢が限られます。より多様なデザインを実現するには、以下のようなWebフォントサービスも検討しましょう:

  • Google Fonts:無料で使える多数のフォントを提供
  • Adobe Fonts:高品質なフォントを提供(有料)
  • FONTPLUS:日本語フォントが充実(有料)

しかし、初心者のうちはWebセーフフォントをマスターしてから、これらのサービスに挑戦することをおすすめします。

まとめ

Web制作では、ユーザーの環境に関わらず一貫した表示を実現するために、Webセーフフォントの理解が不可欠です。初心者は以下のポイントを覚えておきましょう:

  1. フォントスタックで複数のフォントと最後にジェネリックフォントファミリーを指定する
  2. 日本語サイトでは日英両対応のフォントスタックを使用する
  3. 必要に応じてWebフォントサービスを検討する

適切なフォント選びがWebサイトの印象を大きく左右します。この記事を参考に、読みやすく美しいWebデザインを実現してください!



 

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