<50代主婦 ゆきんこのチャレンジブログ>
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WEBの基本を知ろう | 初心者向けWEB制作講座

WEBの基本を知ろう

みなさん、こんにちは!今回は「WEBの基本」について学んでいきましょう。スマホやパソコンで毎日のように使っているウェブサイトが、実はどのような仕組みで動いているのか、その舞台裏を覗いてみましょう。

1. インターネットとWEBの仕組み

まず、「インターネット」と「WEB」は同じものではありません。違いを簡単に説明しましょう。

インターネットとは?

インターネットは、世界中のコンピュータをつなぐ「ネットワークのネットワーク」です。簡単に言えば、情報を運ぶための巨大な道路網のようなものです。

このネットワークを通じて、メール、ファイル転送、ビデオ通話など、さまざまなサービスが提供されています。WEBはそのサービスの一つにすぎません。

WEBとは?

WEB(World Wide Web)は、インターネット上で情報を共有するための仕組みです。HTMLという言語で書かれたページをブラウザで表示することで、テキスト、画像、動画などの情報を閲覧できるようにしています。

ポイント: WEBはインターネットが提供するサービスの一つです。インターネットはWEBページ以外にも、メールやオンラインゲームなどのさまざまなサービスを提供する基盤となっています。

WEBサイトはどうやって見られる?

WEBの世界では、主に以下の流れで情報のやり取りが行われています:

  1. あなた(クライアント)がブラウザでURLを入力します
  2. リクエストがインターネットを通じてサーバーに送られます
  3. サーバーはリクエストに応じて、HTML、CSS、JavaScriptなどのファイルを返します
  4. ブラウザがこれらのファイルを解釈して、画面に表示します

この一連の流れがわずか数秒で行われ、私たちはWebページを閲覧することができるのです。

2. ブラウザの役割

ブラウザは、WEBサイトを表示するためのソフトウェアです。Google Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeなどが代表的なブラウザです。

ブラウザの主な役割

  • HTMLファイルを解釈し、ページの構造を理解する
  • CSSファイルを解釈し、ページのデザインを適用する
  • JavaScriptを実行し、ページに動きや対話性を与える
  • サーバーとの通信を管理する
  • キャッシュ(一時保存)を管理して、再訪問時の読み込みを速くする

豆知識: 同じWEBサイトでも、ブラウザによって若干表示が異なることがあります。これは、各ブラウザがHTML、CSS、JavaScriptを解釈する方法に微妙な違いがあるためです。WEB制作者は、複数のブラウザでテストを行い、どのブラウザでも正しく表示されるように調整します。

開発者ツール

各ブラウザには「開発者ツール」という機能が備わっています。F12キーや右クリックから「検証」を選ぶことで表示できます。このツールを使うと、WEBページの裏側(HTML、CSS、JavaScript)を見ることができ、WEB制作を学ぶ上で非常に役立ちます。

3. HTML・CSS・JavaScriptの関係性

WEBページは主に3つの言語で構成されています。それぞれの役割を家に例えて説明しましょう。

HTMLとは(家の骨組み)

HTML(HyperText Markup Language)は、WEBページの「構造」を定義する言語です。見出し、段落、リスト、リンク、画像など、ページを構成する要素を指定します。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>私のはじめてのウェブページ</title>
</head>
<body>
  <h1>こんにちは、世界!</h1>
  <p>これは段落です。</p>
</body>
</html>

HTMLだけのページは、情報は伝わりますが、見た目はとてもシンプル(味気ない)です。

CSSとは(家の内装・外装)

CSS(Cascading Style Sheets)は、WEBページの「見た目」を定義する言語です。色、フォント、レイアウト、余白など、デザインに関する指定を行います。

body {
  font-family: 'Arial', sans-serif;
  background-color: #f0f0f0;
}

h1 {
  color: #0066cc;
  text-align: center;
}

p {
  line-height: 1.6;
  margin-bottom: 20px;
}

CSSを加えることで、同じHTMLでも見た目が大きく変わります。

JavaScriptとは(家の電気・水道・設備)

JavaScript(JS)は、WEBページに「動き」や「対話性」を与える言語です。ボタンをクリックしたときの反応、フォームの入力チェック、アニメーション、データの読み込みなど、ページを「生きた」ものにします。

document.getElementById('myButton').addEventListener('click', function() {
  alert('ボタンがクリックされました!');
});

// カウントアップする簡単な例
let count = 0;
function incrementCounter() {
  count++;
  document.getElementById('counter').innerText = count;
}

JavaScriptは必須ではありませんが、現代のWebサイトでは当たり前のように使われています。今はJavaScriptができることが非常に増えており、複雑なアプリケーションもWeb上で実現できるようになっています。

3つの言語の関係をまとめると:

  • HTML → 構造(何をどこに置くか)
  • CSS → デザイン(どのように見せるか)
  • JavaScript → 動作(どのように反応するか)

今回のまとめ

  • インターネットは世界中のコンピュータをつなぐネットワークで、WEBはそのサービスの一つ
  • ブラウザはWEBページを表示するためのソフトウェアで、HTMLやCSS、JavaScriptを解釈する
  • HTML(構造)、CSS(デザイン)、JavaScript(動き)の3つの言語がWEBページを構成している

次回は「HTMLの基礎」について学んでいきます。HTMLのタグの使い方や基本的な構造について詳しく解説します。お楽しみに!

#WEB制作 #WEBデザイン #HTML #コーディング #学習

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