<50代主婦 ゆきんこのチャレンジブログ>
『もう遅い』なんて誰が決めた?50代からでも輝ける、新しい働き方があります! このブログでは、転職・再就職を目指す50代の皆さまに、 未経験でも始められる仕事探し・ 在宅ワーク・副業の始め方・ 面接対策&履歴書の書き方・ 必要な資格情報・ 職業訓練体験談・WEB制作勉強方法・50代からのライフスタイル などを発信しています。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

実務で本当に必要なのはExcel?Word?

 

 はじめに

「ExcelとWordのどちらを重点的に勉強すべきか」

これは、就職・転職を考える方からよく聞かれる質問です。

今回は、現役の事務職としての経験から、この疑問に答えていきたいと思います。



<目次>

1. 実務での使用頻度の実態

2. 業種・職種別の必要スキル

3. 効率的な学習順序

4. 資格取得について

5. まとめ



 1. 実務での使用頻度の実態


<Excel>

使用頻度:★★★★★(非常に高い)


~主な用途~

- データ入力・集計

- 売上管理

- 在庫管理

- 経費精算

- スケジュール管理

- 勤怠管理

- 予算管理

- 顧客リスト作成


~必要なスキルレベル~

- 基本的な表作成

- 関数の使用(SUM,VLOOKUP等)

- データの並べ替え・抽出

- グラフ作成

- ピボットテーブル



<Word>

使用頻度:★★★☆☆(中程度)


~主な用途~

- 企画書作成

- 議事録作成

- 社内規定の文書化

- マニュアル作成

- ビジネスレター

- 報告書作成


~必要なスキルレベル~

- 文書の基本的な作成

- 表の挿入

- 書式設定

- テンプレートの活用




 2. 業種・職種別の必要スキル


経理・財務部門

- Excel:★★★★★

- Word:★★☆☆☆


営業事務

- Excel:★★★★☆

- Word:★★★☆☆


総務・人事

- Excel:★★★★☆

- Word:★★★★☆


企画部門

- Excel:★★★★☆

- Word:★★★★★




3. 効率的な学習順序


< 第1ステップ:Excel基礎>

1. 基本操作

2. 表作成

3. 基本関数

4. データ整理


<第2ステップ:Word基礎>

1. 文書作成の基本

2. ビジネス文書のルール

3. テンプレート活用


<第3ステップ:Excel応用>

1. 複雑な関数

2. ピボットテーブル

3. マクロの基礎

4. データ分析


<第4ステップ:Word応用>

1. 長文作成

2. 目次作成

3. 差し込み印刷




4. 資格取得について


<おすすめの取得順序>

1. Excel MOS 一般レベル

2. Excel MOS 上級レベル

3. Word MOS 一般レベル


~理由~

- Excel上級スキルの方が評価が高い

- 実務でのニーズが高い

- 転職市場での優位性



5. まとめ:Wordは本当に不要?


結論:必要です

確かにExcelの使用頻度は圧倒的に高いですが、Wordのスキルも以下の理由で必要です


1. 文書作成の基本スキル

   - ビジネス文書の基本ルール

   - 文書構成力

   - プレゼン資料作成の基礎


2. キャリアアップ時に必要

   - 企画書作成

   - 報告書作成

   - マニュアル作成


3. 汎用的なスキル

   - 他のソフトの操作にも応用可能

   - 文書作成の基本は常に必要



<学習の優先順位>


 1. 最優先で学ぶべき

- Excelの基本操作

- よく使う関数

- データの整理・集計


 2. その次に学ぶべき

- Wordの基本操作

- ビジネス文書作成

- 文書整形技術


 3. 時間に余裕があれば

- Excel高度な機能

- Word高度な機能

- マクロ・VBA



<アドバイス>


1. まずはExcelに注力

   - 基本機能を確実に

   - 実務で使う機能を重点的に

   - 効率化のコツを習得


2. Wordは基本レベルから

   - 文書作成の基本ルール

   - シンプルな機能を確実に

   - 必要に応じて機能を追加


3. 実践的な学習を

   - 実務を想定した練習

   - サンプルデータの活用

   - 実際の業務を意識



おわりに

確かに実務ではExcelの使用頻度が圧倒的に高いですが、Wordの基本スキルも必要不可欠です。

ただし、学習の優先順位としては、Excelのスキルアップを優先することをお勧めします。

特に就職・転職を考えている方は、まずExcelの実務スキルを確実に身につけ、その後でWordの基本スキルを習得するという順序で学習を進めることで、効率的にスキルアップを図ることができます。

最後に、どちらのソフトも「使える」というレベルではなく、「効率的に使える」というレベルを目指すことが、実務での即戦力として評価される要因となります。




#転職 #就職  #資格 #検定 #面接 #就職活動 #エクセル #ワード #勉強方法